【GW旅】私が念願の猫島に行くのを諦めた理由とこれから猫島へ行く人の注意点

今年のGWは10連休でしたが、みなさまはどんなお休みを過ごしましたか??

私は宮城県と岩手に旅行に行きました。ってわけで、今回は2019年のGW旅行についてまとめていこうと思います。

 

今回書いていくのは、宮城の人気観光地「猫島」こと「田代島」についてです。

始めに書いておきますが…実は田代島には行きませんでした。前からずーと行ってみたい!と思っていたのですが、ある2つの理由から行くのを諦めました。

そして、今回のことで初めて日本各地の猫島のあらゆる問題を知りました。今回は私が猫島を行くのを諦めた理由と、猫島の問題についてまとめていきます。

そもそも「猫島」とは?

猫島というのは、これという定義はないですが、ざっくりといえば島に沢山の猫がいる場所を「猫島」と呼びます。島のあちこちに猫がいる様子が、多くの猫好き注目され、近年では観光地としても人気です。

 

猫島は宮城県の田代島以外にもあります。

愛媛県の「青島」は島の人口は10数人程度ですが、猫の数は100匹以上!

香川県の「男木島」も島の人口は180人に対して、猫は200匹以上いるそう。

ちょっと歩いたらすぐ猫に会えそうな環境ですね。

宮城県の「田代島」とは?

田代島は宮城県石巻市の島です。かつては漁業が盛んでしたが、現在は島民の高齢化が進み停滞中。島の平均年齢は70歳以上と、限界集落となっています。

数々のメディアで「猫島」と紹介されてからは、多くの観光客が島を訪れているため、観光業がメインに。

 

アクセス方法は「石巻中央発着所」あるいは「石巻門脇発着所」から出る、網地島ラインの船で行けます。所要時間は40分~50分ほど。

私が猫島に行くのを諦めた2つの理由

物理的な理由

まず物理的な理由としては人多すぎて、朝イチの船に乗れなかったからですw

8時50分発の船で行く予定でしたが、既に臨時便も満員だったそう。

「次はお昼の便になるので、11時くらいにまた来てください…」と係員さんに言われて驚きました。

連休中はやっぱり混むみたいです。10連休なめてましたわ!

 

この調子だと島についても、観光客だらけだよなーなんかのどかな離島って感じじゃないなーと思い今回は諦めました。今回の旅の目的だったので、かなーりショックでした。

これから行く方は連休はなるべく避けるか、朝は早めに着いておきましょう!!朝から何時間も待っていた…という情報も小耳に挟んだので…。行きたい人は注意してくださいね。

精神的な理由

実は上記の理由よりも大きかったのが、こっちの理由です。精神的に「え…無理…」となってしまったので、行くのを諦めました。


その理由は、マナーが無い人が多い!ということ。

船に乗る前。チケット販売所にいた数名の人たちのマナーがどーしても目についてしまったのです。


実は、船乗り場となるチケット販売所にも猫が数匹いるんです。人が沢山いても、心地よさそうに寝てて驚きましたw

毎日たくさんのお客さんが来るからか、めちゃくちゃ人に慣れてるんですね。

 

とはいえ!
子どもが寝ている猫の周りで大声で騒いだり(親が一緒にいてもあまり注意しない)、無理やり写真を撮影しようとしたり、勝手にエサをあげたり!(明らかにあれは猫のおやつでした)

ちょーーーーとマナーなさすぎでは?と思う人が多くて。


勿論、私が見たのは一部(しかも島に到着さえしていないw)ですが、この時点でちょっとなーーーーと気分が下がってしまいました。

島に到着していないので分かりませんけど、島でもこんな様子なのか?と思うと行く気失せちゃって…。結局あきらめて、次の目的地に向かいました。

「猫島」の問題点とこれから行く人への注意点

今回の件があって、ふと猫島って猫カフェパラダイス!みたいな宣伝も多いけど、実際はもっと色んな問題があるんじゃないか?と思い、帰宅後にググッてみました。


すると非常に分かりやすい記事を発見しました。

nekochan.jp

一部をざっくりと要約すると…

エサやり問題

大前提として、島の猫たちはきちんと島の人たちがエサの管理をしています。

しかし、親切心からか猫島にエサを持っていき、猫に勝手に与えたり、ばらまいたりする観光客もいるそう。

外で暮らす猫はエサがあればあるだけ食べちゃうなので、観光客が与えるエサを食べすぎて下痢嘔吐をしてしまうことも。


病気になって治療するのは誰ですか?その時だけ島に来ている観光客じゃないですよね?

一部の島では猫用のエサを寄附するためのボックスなどを用意しているところもあります。エサを勝手にあげるのではなく、こういった場所に寄付して管理してもらいましょう。

観光地になってしまったことによる問題

のどかで静かだった離島が、観光地化されてしまったことによる問題も発生しています。

例えば、ごみのポイ捨て、観光客の騒音、個人の敷地内に勝手はいる…など。


当然ながら島には、そこに住んでいる人々の暮らしがあります。あくまで島にお邪魔してるってことは忘れないようにしましょう。

ごみはしっかりと持ち帰る、どんなに猫がいい場所にいようと勝手に敷地内に入らないなど、一人一人が基本的なマナーを守らないと島民にも猫にもストレスを与えかねません。

 

勿論、全員がこのようなことをしている訳ではないというのは重々承知です。それでも一部の猫島の島民からは批判的な声もあるそうです。

そりゃ今まで静かに猫や島の人々と暮らしていたのに、急に観光地となって人がどんどん押し寄せたり、マナーの悪い人がいて嫌な気分になってしまうのは無理もないかと。


可愛いから、近寄ってほしいから、いい写真を撮りたいから。
理由は何であれ、そういった自分勝手な考えにふりまわされず最低限のマナーは守って旅行したいものです。これは猫島に限った話ではないですが。

 

猫島の多くは住んでいる人の高齢化が進み、限界集落となっているところも多いです。そんな島が観光業が盛んになり、喜んでいる人もいるのは事実です。

ですが、猫島に行く際はちゃんと節度を守って楽しみましょう。そして、連休はなるべく避けましょうねw

 

今回は残念な結果となりましたが、いつかリベンジしたいな~と思っています!

 

猫島の猫ちゃん

船乗り場にいた猫ちゃん。

可愛かったので1枚だけ写真を撮っておきました(笑)

全く起きないし反応しないので、さすが慣れてんなぁ~と(笑)