こんばんは。今日は私が最近モヤモヤっとしていることをまとめてみようかと思います。
私がモヤモヤとしていること。それは「インフルエンサー」と呼ばれる人たちについてです。
ブログを書き始めてから知ったのですが、SNSには「インフルエンサー」と呼ばれる人たちが沢山います。
まぁ誰一人として知っている人はいませんでしたが…(苦笑)。
ただ、彼らの言動について「?」と思う部分があります。
というか、インフルエンサーの方にお願いしたいことがあり、記事にしました。
極小ブログの戯言ですが、お付き合いいただけると嬉しいです。
インフルエンサーの人は何をインフルしているの?
インフルエンサーとは
インフルエンサー (英: influencer)は、世間に与える影響力が大きい行動を行う人物のこと。その様な人物の発信する情報を企業が活用して宣伝することをインフルエンサー・マーケティングと呼んでいる。
(wikipediaより)
インフルエンサーはモデルや女優などの芸能人に限らず、一般の方(この言い方が正しいかのか?)もインスタやTwitterでインフルエンサーと名乗り活躍しているようです。
彼らの中にはブログやSNSを通して、何万人というフォロワー(ファン)を抱えています。SNSどころか現実世界でもほとんど友達がいない私とは雲泥の差ですね。
インフルエンサーと呼ばれる彼らはその影響力を生かして、さまざまな情報を発信しているようです。美容や投資関係など特化したジャンルのインフルエンサーもいれば「社畜生活から解放!」「自由に生きていく方法!」など現状の日本社会に対する疑問を投げかけているインフルエンサーも数多くいます。
選挙が近づいているのに何も発しない
さて、それだけ発信力のあるインフルエンサーの方々ですが、なぜか来たる参院選については特に発信している様子がありません。
もちろん、選挙について呟いている人もいますが、ほとんどのインフルエンサーがいつもと同じように「仕事論」とか「お金儲け論」とかそういうことばかり呟いています。
何故でしょう。
これだけ影響力のある人たちなら「期日前投票しよう」とか「選挙について考えよう」と発言するだけでも、大きな影響力があるはずです。若者の投票率が下がっている今、若者からのフォロワー数も多いインフルエンサーが働きかえれば「じゃあ選挙に行ってみようかな」という人も増えるんじゃないでしょうか。
それともSNSでは発信せずに、クローズな場所(オンラインサロンなど)で呼びかけているのでしょうか?知っている方がいれば教えてください。
海外では影響力のあるセレブが堂々と政治発言をする
そもそも彼らは何故日本の社会構造(貧困や長時間労働)について記事にはするものの、政治についてはあまり触れないのでしょうか。
一方、海外では影響力のある大物セレブでもガンガンと政治批判をします。
最近の印象的な出来事でいえば、超スーパースター「テイラー・スイフト」が選挙について呟き、オンライン有権者登録サイトの新規登録が大きく増加したことでしょう。
彼女は多くのセレブ達がトランプ政権を批判する中、政治的発言をしないことでも有名でした。
しかし、彼女はLGBTの人権を守るため、そして女性の権利を守るために初めて声を挙げたのです。
▼詳しくはこちらの記事でどうぞ
混沌としたトランプ政権の中で、彼女はもう黙ってられないと思ったのでしょう。
また、今や世界中のティーンを夢中にさせている「ビリー・アイリッシュ」も北米ツアーの会場にて有権者登録所を設置すると発表しました。
アメリカでは自前登録をしないと投票が出来ないそうで、ビリーはライブに来たファンに向けて2020年の選挙に行こうと呼びかけています。
ビリーアイリッシュは現在17歳という若さですが、その実力は大物歌手に絶賛されるほど。2019年に発売されたアルバムは、アメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリスで1位を獲得し、若者に絶大な人気を誇るアーティストです。
そんな彼女が「選挙に行こう」と呼びかけるのは、とてつもない影響力をもっているのは確かでしょう。
テイラーにせよビリーにせよ、彼女たちは単に「この政党に投票しろ」と言っていません(そもそもビリーはまだ選挙権が無い)。
テイラーは特定の政党に投票すると書いていましたが、彼女は「私はこうするけど、あなたの意見に合う人を選んでね」と促しています。両者とも「まずは考えて。そして行動して」と言っているのです。
インフルエンサーだからこそ出来ることを
ここまで書いて私が何を言いたいのか、なんとなく分かってきたのではないかと思います。
私が言いたいのは、ただ一つ。
世のインフルエンサーのみなさん。
その影響力や発信力を、よりよい形で使っていただけないでしょうか。
正直、彼らが炎上して集客して、アフィリエイトや投資で儲けても良いんです(もちろん、言いたいことは沢山ありますが)。
ただ、その影響力はお金儲けだけに使うのは勿体ないのではないでしょうか。
1日10アクセスもないようなこのブログで、こんなことを書いても何も意味はありません。でも、1万人もフォロワーがいるようなインフルエンサーの方が「みんなも投票してね」といえば少しでも何か変わるのではないでしょうか。
一部のインフルエンサーたちは選挙についてSNS等で話題にしていますが、それでも数は少ないように思えます。
一人一人が呟けば、大きな力になるのではないでしょうか。
社会を変えるのはインフルエンサーたちではない
正直な話をすれば、私自身政治に詳しいわけでもなんでもないです。
それでも、今の日本はなんだかおかしいと思えるのです。
このままじゃダメなんじゃないか?と漠然とした恐怖を抱いています。
だから、選挙に行くのです。負けるかもしれなくても、それでも私の1票を無駄にすることだけはしたくないのです。
そして、インフルエンサーに憧れるみなさん。
あなたのは人生はキラキラと輝くインフルエンサーたちによって、華やかなものになるかもしれません。
でも、本当に社会を変えるのは、インフルエンサーたちではありません。
社会を良い方向にも悪い方向にも変えることはできるのは、国のお偉いさま方です。
インフルエンサーの方々の「会社は辞める!」「自由に生きる!」という強い言葉に乗っかるのではなく、自分で考えて、自分の未来のために1票を投じましょう。
誰かの言葉の通りに動くのではなく、自分で考えて行動するのはすごく難しくて、なおかつ不安も沢山あります。
それでも、今動かないと社会は変わらないのです。理不尽な社会を変えるのは、あなたの1票かもしれないのです。
最後に、Twitterで話題になっている動画を貼り付けておきます。
こちらですかね🎫
— '銀河街'のシン²・『ア~ク』のエデンの使徒🌈👼きのこりあんの方🌸🍄=͟͟͞͞🎸㊗️❺周年 (@zodos666) 2019年7月7日
こういう植え付け方嫌いじゃないです🤪 pic.twitter.com/qrasNKV7V4
この動画を見て、何を思うのか、どうするのか。自分自身で考えてみましょう。
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