2019年もそろそろ終わりを迎えようとしている今日この頃。
何かと忙しい時期です「そろそろ来年の目標をたてようかな」なんて考えている人もいるのではないでしょうか。
そこで、私からオススメしたいのがマンダラチャートを使った目標作成です。
有名なフレームワークの一つですが、実際に使ってみるとメチャクチャ便利だなと気が付きまして。
今回はマンダラチャートの書き方や、私が普段使っているアプリ、またおすすめの使い方を紹介していきます。
ぜひ新年の目標をたてる際に活用してくださいね!
マンダラチャートとは?
マンダラチャートとは、3×3のマスを使ったフレームワークです。
下のようなシンプルなものですので、エクセルシートでサッと作れます。
経営コンサルティングを行うクローバ経営研究所代表の松村寧雄氏が1979年に考案したのが始まり。
長年活用されているフレームワークですが、近年では大谷翔平選手がマンダラチャートを使っていると大きな話題となりました。
彼は高校時代マンダラチャートを活用し、見事「ドラフト1位8球団」の目標を達成しています。
「海外リーグでも活躍する若き天才も活用していた!」と聞くと、なんか効果ありそうに思いませんか?(笑)
マンダラチャートの使い方
マンダラチャートの使い方はとっても簡単で、まずは一番真ん中(黄色のところ)にメインテーマを書ききます。
あとは、その周りにある9枠に関連するテーマを書いていくだけ。
例えば、真ん中を2020年の目標としましょう。
そしたら、その周りに「仕事」「健康」「プライベート」など、関連するワードを8つ書きます。8つの項目は、各チャートの真ん中(水色のところ)に書いていきましょう。
周りのチャートが埋まったら、あとは各項目の詳細をさらに書いていきます。
例えば、「健康」のチャートはこんな感じに書いてみたり。
目標を達成するために、何かすべきか?を軸に書いていくと分かりやすいです。
より具体性を持たせたいのであれば、一番真ん中の目標をより明確にすると◎。例えば「営業成績1位をとる」とか「結婚する」とかね(笑)。
ちなみに、大谷選手が高校時代に書いたマンダラチャートはこちら。
目標達成までの道のりが明白ですよね!というか、高校生でこのチャートを作り上げたのがすごい(笑)。
マンダラチャートのテンプレートと大谷選手のマンダラチャートは、下記のサイトから引用いたしました。
エクセルファイルでダウンロード可能ですし、シートには大谷選手のマンダラチャートも添付されています。
大谷選手がどのように目標設定をしているのか、じっくり確認しながら目標設定してみましょう♪
マンダラチャートアプリ「目標達成表:72Action」もおすすめ!
上で紹介したのは、EXCELのシートですが「もっと手軽に書きたい」「手元で常に確認したい」って人は、アプリがオススメ。
私が使っているのは「目標達成表:72Action」というアプリで、シンプルで使いやすいのが気に入っています。
有料版もありますが、無料版でも十分使えます!
使い方は基本上で紹介した方法と同じですが、真ん中に目標を入れるだけで自動で周りの枠にテキストが入力されます。
「済」スタンプが押せたり、画像やリンクの入力も可能。 目標達成までの道のりがより具体的になりますね♪
全部で10シートあるので、目標ごとに書き分けることも可能です。
私は1枚目には年間の目標を書き、2枚目には月の目標を書き、3枚目にはブログのネタだしに使ったりと、それぞれ使い倒しています。
マンダラチャートのメリット
目標までのTODOがはっきりする
マンダラチャートの一番のメリットは「目標達成するために何をすべきか?」をパッと見で把握できること。
今まで私は一年間の目標を箇条書きで列挙していましたが、目標達成のプロセスまでは考えてなかったので、年末になると「あーまた目標達成できなかったなぁ」と後悔したり(笑)
でも、マンダラチャートだと達成までのプロセスを考えるので、自分が今何をすべきか、とてもクリアに&客観的に把握することが出来るようになりました。
現に、箇条書きで書いていたときより、目標達成ができています♪
目標を一覧で見渡せる
「仕事はこれ」「プライベートはこれ」と細かく目標をたてても、どーしても忘れちゃうじゃないですか。
その点、マンダラチャートならあらゆる目標が一覧になっているので「あぁこれすべきだったな」とすぐに確認できます。
優先順位もつけやすくなるので、「来月はここに力入れよう」と細かく目標設定をしていくことも出来ますよ。
枠が決まっているので書きやすい
これは好みの問題もあると思いますが、個人的にはまっさらな紙にどんどん書いていくマインドマップよりも、マンダラチャートのほうがアイディアが浮かびやすいです。
枠の数が決まっているからか、機械的にどんどん書いていけるんですよね。
「最低これだけやればいい」と思える(笑)
ちょっと無理かもな…と思える目標でも、9つの枠にアレコレ書き出していると「最低限この8つを守ればいいんだな。案外イケそうじゃない!?」と思えてきます(笑)。
8つの項目を実行してみてダメなら、もう一度目標を練ればいいだけですし。
「やるべきことは8つだけ」と思えば、不思議と「やったるか!」と気合が入りますよ♪
マンダラチャートはこんな使い方もあり!
買い物リストにする
個人的に気に入っているのがこの使い方。毎月何を買うか、月の頭にアプリで書きこんでおきます。
買い終わったものには済マークをつけて、買い忘れがないかすぐにチェック出来るようにしています。
また、必要なものをキチンと把握できるので、無駄遣いが減らすのにも役立っています。
ブログのネタ出しに使う
ブログのネタや構成を練るのにも使えます。
記事で何を書けばいいか、思いつくことを枠にポンポンと埋めていきます。
例えば、今回の「マンダラチャートのメリットとは?」をこんな風に出してみたり。
あとは「どれがこの記事に必要か?」と優先順位を考え、記事にまとめていきます。
構成が決まれば、効率的にブログが書けるのでオススメですよ!
モヤモヤをスッキリさせる
なんかモヤモヤするな〜ってとき、このマンダラチャートに自分の考えを思いつくまま書いてみてください。
例えば「お金」「老後」「仕事」など不安なことを中心の8枠に書きます。
そしたら、「自分は何故不安を抱いているのか」どんどん書いてみます。
「子どもが出来ても働けるのか」とか「老後のお金」とか(笑)。
あとは、書いた項目を見返しながら、その不安の解消法を考えていきます。
「コツコツ貯金」や「手に職をもつ」などなど、自分なりの正解を探してみましょう。
こうすると、不思議と「なーんだ解決策あるじゃん」と悩みも少し和らぎますよ!
自然と思考がまとまってきて、モヤモヤもスッキリします。
マンダラチャートのまとめ
マンダラチャートの書き方やメリット、アプリの紹介をいたしました。
年末年始のお休みに、是非マンダラチャートでじっくりと目標作成してみてはいかがでしょうか。