いよいよ2019年も終わりを迎えようとしています。人生で初めて元号が変わり、なんだか新時代感が強かった2019年。
今回は2019年の振返りとして、今年見た映画ベスト5&映画音楽をまとめてみました!
基準は「2019年に公開された映画」から選んでいます。
あと、ベスト5って書いてますけど、順位とくにありません。全部1位みたいなもんです。
ちなみに、映画レビュー記事内の点数はあくまで「見た直後につけた点数」ですので、今回のランキングにはあまり考慮していません。
ってことで、2019年の総括いってみまーす。
ちなみに、2019年のNETFLIX作品10本
2019年洋楽アルバム5本を選んだ記事もありますので、是非ご覧ください!
2019年 心に残った映画ベスト5
『アベンジャーズ・エンドゲーム』
あまりにも壮大な物語すぎて、レビューを残すことさえ出来ませんでした。
実はマーベル映画はここ数年でハマった、いわゆるにわか野郎なんですが、この映画を映画館でリアルタイムで見れたことを誇りに思います。
映画界の一大ムーヴメントを世界の映画好きと一緒に楽しめて、本当に幸せでした!
映画を見た帰り道、アイアンマン好きの彼が「あのラストは納得いかない!」とプリプリしていたのも思い出の一つ(笑)。
しかしながら、上映時間3時間は長すぎる…!
上映後、頭も体も痛くてグロッキーになったことを今でも覚えています(笑)。
映画は長くても2時間、それ以上なら一旦休憩タイムを設けてくれと切実に願うようになりましたw
その次の『ファーフロム・ホーム』も良かったなぁ。
これでファーズが終わるって構造も憎いな、マーベル凄いなと感服。これからどう世界を広げていくのか見逃せないですね。
『バジュランギおじさんと小さな迷子』
今年見た映画で一番「見てよかったなぁ~」と思える作品。
いまだにラストシーンを思い出して、うるっとすることさえある。
声が出せない迷子のパキスタンの少女と、信仰心の強いインドの青年によるロードムービー。国や宗教の対立を超えた、二人の物語に涙、涙、でした。
どんな国であろうと、どんな宗教に属していようと、一番大事なのは「愛」。
陳腐なテーマにも思えますが、ここまで真面目に丁寧に描かれると、グッときちゃうもんです。
▼レビュー記事はこちら
『バジュランギおじさんと小さな迷子』あらすじ・感想!一番大事なのは国でも宗教でもない!「愛」だ! - 人生は長い目で見れば喜劇である
『スパイダーマン・スパイダーバース』
何もかもが新しくて、クリエィティブで「こんなスパイダーマン映画を見れる時代に生まれてよかった」と思わせてくれた1本。
「とんでもない映画に出会えたな」と、上映後もしばらく興奮してました。
類をみない映像時術は勿論、「誰もがヒーローになれる」という今の時代にぴったりのテーマも良かったです。
吹き替え声優陣も物凄くハマっていたし(宮野さんのやさぐれピーター・パーカーが最高!)、なにより音楽が最高すぎてアルバムを何回リピートしたことか!
この作品が一つの分岐点になる、そんな新時代のアニメ映画だと思います。
▼レビュー記事はこちら
【スパイダーマン:スパイダーバース】あらすじ・感想!凄まじいクオリティで描かれた新しいスパイダーマンたち! - 人生は長い目で見れば喜劇である</p
『女王陛下のお気に入り』
鑑賞直後は「好き」くらいの熱でしたが、今現在は「めっちゃ好き」に昇華している作品です。2019年の映画で一番印象に残っています。
わがまま女王と、女王の側近の座を狙う2人の女性。個人的には女性のドロドロ合戦よりも、男性陣がとにかくポンコツすぎて笑えました(笑)。あの初夜のシーン、未だに笑えますわ(笑)
重厚な音楽、エキセントリックな撮影技術、オスカー女優3人の演技合戦。
どれをとっても最高の一言。
オスカー授賞式のオリヴィアのスピーチも最高に良かったです!w
▼レビュー記事はこちら
【女王陛下のお気に入り】感想・女優3人の演技が凄まじい!ラストシーンの意味とは? - 人生は長い目で見れば喜劇である
『天才作家の妻ー40年目の真実ー』
淡々としているけど、ものすごく凝縮した人間ドラマを楽しめた作品。
こういう愛の形もあるのかなぁと考えさせられました。
静かな怒りと途方もない愛情が入り混じった、なんとも言えない感情を名女優のグレースが見事な演技で表現しています。
夫婦は一筋縄ではいかないし、だからこそ愛おしいのでしょうか。
心の奥にそっとしまっておきたい1本となりました。
この作品も、旦那さんがポンコツクソ野郎で可愛いんだよなぁ(笑)。
▼レビュー記事はこちら
『天才作家の妻-40年目の真実-』ネタバレあらすじ&感想!思ったよりも笑える老夫婦の愛の物語 - 人生は長い目で見れば喜劇である
2019年映画音楽ベスト3
『スパイダーマン・スパイダーバース』
Post Malone, Swae Lee - Sunflower
ぶっちぎりの1位。spotifyで2019年一番聞いた曲でした。いつまでも聞いてられる心地よさ。
映画館でこの曲とオープニング映像が流れた瞬間「この映画めっちゃ好きだわ」と確信しました。
エンディングの「Elevate」も映像・音楽ともに最高すぎました。
映画館で前の席に座っていた若い女の子が、この曲が流れた瞬間「Woo~!」とノリノリで踊りだしたのも記憶に新しい(笑)。
『Gully Boy』Apna Time Aayega
インドのラッパーの半生を描いた映画「ガリー・ボーイ」から。思わずリズムにのっちゃう音楽ですよね。
「俺の時代は来ているんだ…!」という下剋上ソングなんですが、悶々としているときにこの曲聞くとスカッとします。
映画自体は思っていたよりも微妙でしたが、サントラアルバムはしばらくヘビロテしてました。
インドラップ、独特のリズムとフローがなんとも言えない魅力があります。
The Lion King「The Gift」
映画は見てませんが、今年の夏にガンガン聴いたアルバムでした。
ビヨンセを筆頭に、ケンドリック・ラマー、メジャーレイザー、ファレル・ウィリアムズなど名だたるアーティストが集結。
「ライオンキング」ということで、特にアフリカ出身のアーティストが数多く参加しています。
サウンドトラックというよりも、 「ライオンキング」をテーマにしたビヨンセの新しいアルバムという位置づけですね。
夏の気分を盛り上げてくる楽曲が多く、あらゆる場面で聞いていました。日本映画でもこういうコンセプトアルバムみたいなの作ってほしい。
2019年の映画まとめ
良作が多かった1年間
去年は『ボヘミアン・ラプソディ』『ROMA/ローマ』と人生のベスト10に入る映画が2本も公開されましたが…。
正直、今年は「コレ!」と心が大きく揺さぶられる映画はなかったですね。良作が多かったってイメージ。
世間的に見ると、今年の一番盛り上がったのは『アベンジャーズ・エンドゲーム』でしょうね。邦画はやっぱり『天気の子』じゃないでしょうか。こちらも深海監督の新しい挑戦が見れて大満足でした。
それにしても、社会人になると中々映画が見れないですね~。
周りの人よりは映画見てる方だと思うんですが「年間100本見てます!」みたいな人に比べたら私なんて全然だなーと。
とはいえ、貴重な休日に1時間もかけて映画館に行っているわけですから、やっぱり自分は映画好きなのだなぁと改めて思ったり。
来年は年間50本は見たいですが、果たしてどうなることやら。
新しい映画鑑賞の在り方
見た映画の本数は減っているものの、その分、動画配信サービスを楽しんだ1年間だったと思います。
もちろん、映画館で見た方が集中して見れるし、音響も雰囲気も映画館のほうが最高ですけどね。
でも、これだけ手軽に映画を見れる時代になるなんて、数年前には想像もつきませんでしたね。まさか、スコセッシの新作をスマホで見るなんて(笑)!
今年のゴールデングローブ賞もNETFLIXの「マリッジストーリー」が最多ノミネートとなりましたし、明らかに映画の在り方が大きく変化しているんだろうなと感じます。
来年も配信映画含めて、いろんな作品に触れていきたいですね!